☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【晩秋から初冬へ!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
もうすぐ12月です。
12月が来るとすぐにクリスマス。
町中がサンタクロースの夢を見る
そんな素敵な季節ですね。
東京では銀杏が色づき
はらはらと舞い落ちる
黄葉且つ散るのがこの時期です。
    ・
    ・
俳句では、「黄葉且つ散る」は秋の季語ですが
年々夏が長く秋が短くて
都内では冬が紅葉シーズンですね。
真っ赤に色づくもみじが
晴れた空に色鮮やかに見えます。
けれどもこのところの
温暖化の影響なのでしょうか?
遅い秋には枯色が混じります。
    ・
    ・
枯色、鈍色、褪色、というような
冬の木の葉の色が
晩秋の紅葉に混じりさまざまな色合いを
かもしだしています。
そこへ色を変えない松の木のような
緑色も混じり錦織りなす美しさです。
    ・
    ・
東京ではもみじよりも
銀杏が美しく
黄色い並木道が良く見られますね。
街路樹が黄色く色づくと
もう北風が吹きだしてきます。
そして、木枯しが吹き始めると
銀杏の葉も散り始めます。
自然のサイクルの不思議さですね。
    ・
    ・
晩秋の東京には
朝晩の冷たい風が吹き始めて
やはり冬を感じます。
晩秋から初冬には
町中が模様替えをして
色鮮やかに燃え上がるようです。
暖かな家の灯りが
何よりのコロナ禍の冬が
またやってきますね。
    ・
    ・
それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2005年9月の俳句をご鑑賞ください。
    ・
    ・
【2005年9月の俳句抜粋】

9月 1日 木曜日 晴(二百十日) 七草のひとつの花の色忘れ 9月 2日 金曜日 晴 藤袴空き地へ抜ける垣の蔭 9月 4日 日曜日 晴 秋草の小道を走るサイクリング 9月 5日 月曜日 曇 秋の蝉背に降りしきる山の寺 9月 8日 木曜日 晴 萩白く涙こらへし朝の色 9月 9日 金曜日 晴 草の丈越ゆる桔梗の弾け咲く 9月14日 水曜日 晴 移り行く刻の満ち欠け夕月夜 9月20日 火曜日 曇 下宿屋の階段の下白粉花 9月28日 水曜日 曇 ポッケより去年の木の実落つるかな 9月29日 木曜日 晴 ゐのこづち踏み入る裏の駐車場     ・     ・ ★ショートポエムコレクション https://shortpoemcollection.jimdofree.com/ ★俳句記念日 https://haikukinennbi.jimdofree.com/ ★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報 https://nbsacademy.jimdofree.com/%E5%8F%A5%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ワクワクドキドキのライブ配信の楽しさはこちらの「俳句TV」再放送からご覧ください。 ★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」 https://www.facebook.com/haikutv/ 新型コロナウイルスについての情報 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

2021年11月28日 | カテゴリー : 俳句, 講座 | タグ : | 投稿者 : 志水めぐみ

俳句575第七回「切れ字って何」勉強会

俳句575第七回「切れ字って何」勉強会

~~~角川「俳句」7月号~「切れ」の正体~参考~~~~

 

今年の角川「俳句」七月号に「切れ」の正体という大特集がありました。読み応えがあり面白い内容だったので参考資料に挙げたいと考えます。

 

この特集の中で正岡子規は「切字など論ずるは愚の至り」「切字とは文法上の語にあらで、意味の切るる処をいふ」といい特に論じていないとあります。又、「や」はゆるみ易いとも述べています。けれども実作の現場では、有季定型と同じく歴史的な慣習としてとらえ多くの俳人に使われています。

 

この特集では切れの反則として、良くない例と言われている切れの使い方を、逆に効果的に使った名句を上げています。

 

例えば「目に青葉山郭公初鰹・・・素堂」この句は三段切れと言われる反則です。「青葉」「山郭公」「初鰹」季語も三つある季重りですね。名詞による三段切れで、逆にリズムが良く視覚、聴覚、味覚に訴えかけて躍動感に満ち溢れています。

 

その他に「降る雪や明治は遠くなりにけり・・・草田男」この句があります。「や」と「けり」の切字を二つ重ねて使っていますね。この句は草田男の代表的な名句でもあり、暗唱されるほどの句ですが、それでも切れ字が2つ使われています。この句も反則ですが効果をもたらしています。

 

これまで参考としてきた奥の細道では「あらたうと青葉若葉の日の光・・・芭蕉」この句は切れ字のない句ながら名句として有名な句ですが、「なんと尊いことだろうか青葉も若葉も日の光に輝いていることだ」という解釈となります。日光東照宮の句ですね。中七の緑の木々の葉の濃淡を季重りでありながら、一つの表現で「青葉若葉」と言っている。そこが反則ですが斬新な名句です。

 

このように「切れ字」のあるなしはもはや句のリズムを整えたり内容を推敲したりする際にはあまり関係ないと言って良いと考えます。芭蕉の昔から子規に至るまで、すでにこの慣習的な俳句の実作のコツは、やはり必要がないと言っても過言では無いくらいです。

 

実際に作句に当たる場合にも、語調を整えるために良いと言われたり、品格を感じると言うような表現を良くされますが、たった十七文字の世界でそう言えるのかどうかは疑問に感じます。レトリック的な技法で古典的なリズムを作り出してしまうだけに陥り易いです。

 

今回は、芭蕉の句と同様に俳句の基本と言われる有季定型が写生句と同じような俳句の構想の根底にあるとして考えても、むしろそのような基本型であっても「切れ字」は必要が無いと考えて良いです。そうした冒険を試みた句にこそ名句が生まれる場合が多いと言って良いと思いました。

 

「切れ字」こそ現代の俳句が古典化する一つの要因ではないかと私は考えます。現代俳句ではこうした「切れ字」に対するこだわりはすでに感じられませんが、実作の現場では、まだまだ慣習的にあるものとして指導されていることが多く見受けられます。これは残念なことです。もっとたった十七文字の世界に生きた作者の内面を詠み込むことへの努力が必要とされるべきだと私は考えます。

 

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【11月23日は勤労感謝の日!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
明日11月23日は「勤労感謝の日」です。
毎年この日には
「勤労を尊び、生産を祝い、
国民がたがいに感謝しあう日」
そう定められています。
    ・
    ・
そもそもこの日は「新嘗祭」
とされていたところを1948年に
「勤労感謝の日」となったものです。
この時期には収穫の実りの季節なので
五穀豊穣を祝して神々に感謝を捧げる日
だったのですね。
今では「勤労」を感謝する日
「働く人」に感謝する日となっています。
日本人は勤勉だと言われてきましたから
労働が生み出す実りの祝いとなったのですね。
    ・
    ・
現代ではこの日が
一年間の内で最後の
国民の祝日となります。
このころから少しずつ
町はクリスマスモードに入りますが
今年もコロナ禍ですから
やはり第六波に備えて
自粛協力のマスクに手洗いは
忘れないように過ごすしか
仕方がないようですね。
    ・
    ・
それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2005年5月の俳句をご鑑賞ください。
    ・
    ・
【2005年5月の俳句抜粋】

5月 2日 月曜日 雨/曇 新緑の輝く朝のバス通り 5月 9日 月曜日 晴(コンコルドオープン) 挽きたての珈琲薫る五月かな 5月12日 木曜日 曇/雨 赤道を越へマンゴー太陽の甘さ 5月19日 木曜日 晴 木漏れ陽の木々をみどりの風が縫ふ 5月20日 金曜日 晴 まだ百合の色隠し居る蕾かな 5月21日 土曜日 晴 夏の雲ビルより高き丸の内 5月23日 月曜日 曇/雨 傘ささず五月雨の街通り抜け 5月26日 木曜日 晴 莢豌豆へた摘む音も瑞々し 5月27日 金曜日 晴 ガーベラの高さ揃へし硝子壺 5月28日 土曜日 曇 人混みの駅へ消へゆく夏帽子 5月29日 日曜日 晴 少しづつ近づひて来る夏の雲     ・     ・ ★ショートポエムコレクション https://shortpoemcollection.jimdofree.com/ ★俳句記念日 https://haikukinennbi.jimdofree.com/ ★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報 https://nbsacademy.jimdofree.com/%E5%8F%A5%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ワクワクドキドキのライブ配信の楽しさはこちらの「俳句TV」再放送からご覧ください。 ★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」 https://www.facebook.com/haikutv/ 新型コロナウイルスについての情報 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

2021年11月21日 | カテゴリー : 俳句, 講座 | タグ : | 投稿者 : 志水めぐみ

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【今日は七五三の日!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
11月15日は「七五三」の日ですね。
七五三と言えば
千歳飴を下げて神社にお参り
産土様に成長のご報告と
これまでの感謝をする日です。
    ・
    ・
昔は御近所の方と
七五三のお祝いをしました。
この頃はどうなのでしょうか。
なかなか近所付合いもしづらい
都会暮らしですが
昔のような七五三の集まりは
あまり聞かなくなりました。
    ・
    ・
それでもやはり
お子さんの成長を祝う
ご両親の親心は今も昔も
変わらないものです。
この日になると可愛らしい
着物姿で千歳飴を下げている
子供の姿を良く見かけます。
    ・
    ・
俳句では勿論「七五三」で
冬の季語となりますね。
それでは七五三の意味を
改めてご紹介しておきますね。
七=7才の祝い
女子が初めて帯を用いる祝い。
五=5才の祝い
男子がはじめて袴を用いる祝い。
三=3才の祝い
男女ともに、髪を初めてのばす祝い。
解りやすく言うとこうなります。
    ・
    ・
こうした行事も時代とともに
様変わりしてゆきますので
昔の習わしや謂れを忘れずに
言い伝えてゆきたいものですね。
    ・
    ・
それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2004年12月の俳句をご鑑賞ください。
    ・
    ・
【2004年12月の俳句抜粋】

12月 1日 水曜日 晴 バスを待つ時間の長き冬の雲 12月 2日 木曜日 晴 ぬり糸の色合せ居り冬うらら 12月 4日 土曜日 晴 靴の紐きつく結びし冬の朝 12月 7日 火曜日 晴 チャペルへとイブの日だけの聖歌隊 12月 8日 水曜日 晴 寄鍋の蓋を取るのは妻の役 12月12日 日曜日 晴 寄せ鍋に山海の美味夫捌く 12月15日 水曜日 晴 ひともじの白き歯応へ朝の汁 12月19日 日曜日 晴 句日記の日付を入れる年の暮れ 12月20日 月曜日 曇 風の色纏ひ街路樹冬ざるる 12月21日 火曜日 晴(冬至) キッチンの硝子曇らす冬至粥 12月29日 水曜日 雪 初雪の宙に舞ひ飛ぶ遅き朝 12月31日 金曜日 曇 去年今年あます想ひを抱負とす     ・     ・ ★ショートポエムコレクション https://shortpoemcollection.jimdofree.com/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 二度とない今日が、 あなたのための最良の一日でありますように!     ・     ・   ☆ ☆ ☆ いつも、いいね、コメント、シェア本当に有難うございます。皆様からの沢山の励ましに心から感謝いたしま~~~す。     ☆ ★俳句記念日 https://haikukinennbi.jimdofree.com/ ★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報 https://nbsacademy.jimdofree.com/%E5%8F%A5%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ワクワクドキドキのライブ配信の楽しさはこちらの「俳句TV」再放送からご覧ください。 ★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」 https://www.facebook.com/haikutv/ 新型コロナウイルスについての情報 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

2021年11月14日 | カテゴリー : 俳句, 講座 | タグ : | 投稿者 : 志水めぐみ

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【暦の上では冬が来ました!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
11月になりいよいよ冬です。
コロナ禍での2度目の冬ですが
この長丁場が何とか今年で収束へと
向ってくれなければ
人間としてもう限界ですね。
    ・
    ・
立冬が過ぎて寒くなると
風邪に注意するのが当たり前ですが
この時期にまたコロナ禍がぶり返しやしないか?
第6波が押し寄せて来やしないか?
景気が悪くならないか?
心配ばかりの初冬ですね。
    ・
    ・
都内ではまだまだこれからが
紅葉の季節です。
銀杏並木が東京のシンボルですが
黄色く色づく美しい都会の街路樹
扇のような可愛い葉っぱが歩道を埋め尽くす景色は
まだまだ12月が来るまで見頃です。
    ・
    ・
それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2004年7月の俳句をご鑑賞ください。
    ・
    ・
【2004年7月の俳句抜粋】
7月 1日 木曜日  晴 超高層入道雲とたけくらべ
7月 2日 金曜日 晴 腕時計きにして居りぬソーダ水
7月 3日 土曜日 晴 記念日のダイヤの指輪灯の涼し
7月 7日 水曜日 晴(七夕) 小児科に名の無き願ひ星祭
7月 8日 木曜日 晴 朝顔市莟の多き鉢を選る
7月12日 月曜日 晴 臍曲げて物言はぬまま籠枕
7月16日 金曜日 晴 ゆるく巻く夏の女の腕時計
7月27日 火曜日 晴 匙使ひ西瓜の種と四苦八苦
7月28日 水曜日 晴 足跡のならびてつづく夏の海
7月29日 木曜日 晴 時刻表見る間も疎し蝉時雨
    ・
    ・
★ショートポエムコレクション
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
二度とない今日が、
あなたのための最良の一日でありますように!
    ・
    ・
  ☆ ☆ ☆
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2021年11月7日 | カテゴリー : 俳句, 講座 | タグ : | 投稿者 : 志水めぐみ

勉強会資料2021・11

「奥の細道」より切れ字のチェック一覧

 

1草の戸も住み替る代ぞひなの家

季語   ひなの家

切れ字  ぞ

 

2行春や鳥啼魚の目は泪

季語   春

切れ字  や

 

1●3あらとうと青葉若葉の日の光

季語   青葉若葉

切れ字

 

2●4剃捨て黒髪山に衣更・・・・・曾良

季語   衣更

切れ字

 

5暫時は滝に籠るや夏の初

季語   夏

切れ字  や

 

3●6かさねとは八重撫子の名成べし・・・・・曾良

季語   撫子

切れ字  「べし」助動詞終止形

 

7夏山に足駄を拝む首途哉

季語   夏山

切れ字  哉

 

8木啄も庵はやぶらず夏木立

季語   夏木立

切れ字  ず

 

9野を横に馬牽(ひき)むけよほとゝぎす

季語   ほととぎす

切れ字  よ

 

10田一枚植て立去る柳かな

季語   柳

切れ字  かな

 

11卯の花をかざしに関の晴着かな・・・・・曾良

季語   卯の花

切れ字  かな

 

12風流の初やおくの田植うた

季語   田植

切れ字  や

 

13世の人の見付ぬ花や軒の栗

季語   栗の花

切れ字  や

 

14早苗とる手もとや昔すのぶ摺

季語   早苗

切れ字  や

 

15笈も太刀も五月にかざれ帋(かみ)幟(のぼり)

季語   五月

切れ字

 

4●16笠島はいづこさ月のぬかり道

季語   さ月

切れ字

 

5●17桜より松は二木を三月越し

季語   桜

切れ字  「越す」動詞連用形。

 

6●18あやめ草足に結(むすば)ん草鞋の緒

季語   あやめ草

切れ字

 

19松島や鶴に身をかれほとゝぎす・・・・・曾良

季語   ほとゝぎす

切れ字  や

 

20夏草や兵どもが夢の跡

季語   夏草

切れ字  や

 

21卯の花に兼房みゆる白毛かな・・・・・・曾良

季語   卯の花

切れ字  かな

 

22五月雨の降のこしてや光堂

季語   五月雨

切れ字  や

 

7●23蚤虱馬の尿する枕もと

季語   蚤虱

切れ字

 

8●24涼しさを我宿にしてねまる也

季語   涼し

切れ字  「なり」助動詞終止形

 

25這出よかひやが下のひきの声

季語   ひき

切れ字  よ

 

9●26まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉の花

季語   紅の花

切れ字

 

27蚕飼(こがい)する人は古代のすがた哉・・・・・・曾良

季語   蚕養

切れ字  哉

 

28閑さや岩にしみ入蝉の声

季語   蝉の声

切れ字  や

 

 

29五月雨をあつめて早し最上川

季語   五月雨

切れ字  し

 

30有難(ありがた)や雪をかほらす南谷

季語   雪(夏だが残雪を詠んだ句)

切れ字  や

 

31涼しさやほの三か月の羽黒山

季語   涼し

切れ字  や

 

10●32雲の峰幾つ崩て月の山

季語   雲の峰

切れ字

 

33語られぬ湯殿にぬらす袂(たもと)かな

季語

切れ字  かな

 

34湯殿山銭ふむ道の泪かな・・・・・・・・曾良

季語

切れ字  かな

 

35あつみ山や吹浦かけて夕すゞみ

季語   夕すゞみ

切れ字  や

 

11●36暑き日を海にいれたり最上川

季語   暑き日

切れ字

 

37象潟(きさかた)や雨に西施(せいし)がねぶの花

季語   ねぶの花

切れ字  や

 

38汐越や鶴はぎぬれて海涼し

季語   涼し

切れ字  や

 

39象潟や料理何くふ神祭・・・・・・・・・曾良

季語   祭

切れ字  や

 

40蜑(あま)の家(や)や戸板を敷て夕涼・・・・・・・・低耳(みのの国の商人)

季語   夕涼

切れ字  や

 

41波こえぬ契ありてやみさごの巣・・・・・曾良

季語

切れ字  や

 

42文月や六日も常の夜には似ず

季語   文月

切れ字  や

 

43荒海や佐渡によこたふ天河

季語   天河

切れ字  や

 

12●44一家に遊女もねたり萩と月

季語   萩と月

切れ字

 

45わせの香や分入右は有磯海

季語   わせ

切れ字  や

 

46塚も動け我泣声は秋の風

季語   秋の風

切れ字  け

 

47秋涼し手毎にむけや瓜茄子

季語   秋涼し

切れ字  や

 

13●48あか〱と日は難面(つれなく)もあきの風

季語   あきの風

切れ字

 

49しほやしき名や小松吹萩すゝき

季語   萩すゝき

切れ字  や

 

14●50むざんやな甲(かぶと)の下のきり〲す

季語   きりぎりす

切れ字

 

51石山の石より白し秋の風

季語   秋の風

切れ字  し

 

52山中や菊はたおらぬ湯の匂

季語   菊

切れ字  や

 

15●53行〱てたふれ伏とも萩の原・・・・・・曾良

季語   萩

切れ字

 

54今日よりや書付消さん笠の露

季語   露

切れ字  や

 

55終宵(よもすがら)秋風聞やうらの山

季語   秋風

切れ字  や

 

56庭掃きて出ばや寺に散柳

季語   散柳

切れ字  や

 

57物書て扇引さく余波(なごり)哉

季語   扇

切れ字  哉

 

58月清し遊行(ゆぎょう)のもてる砂の上

季語   月

切れ字  し

 

59名月や北国(ほくこく)日和(びより)定なき

季語   名月

切れ字  や

 

60寂しさや須磨にかちたる浜の秋

季語   浜の秋

切れ字  や

 

61浪の間や小貝にまじる萩の塵

季語   萩の塵

切れ字  や

 

62蛤のふたみにわかれ行秋ぞ

季語   行秋

切れ字  ぞ

 

「奥の細道」内の句の番号 ●は切れ字がないと思われる句の番号

 

 

「奥の細道」にある句の内の「切れ字」について

 

切れ字「や」の数が二十九句もある。・・・・・・上五に多く使われている。

切れ字「けり」はほとんど無いと思われる。

切れ字「かな」は八句。・・・・・・・・・・・・下五に使われている。

切れ字の無い句が十五句。

※切れ字が無いと思われる十三句+2句(也「なり」「越し」は切れ字ではないとする。)=十五句。

 

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【もうすぐハロウイン!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
10月もあと余すところ僅かです。
秋も深まり紅葉の季節ですね。
こうなると毎年ハロウインが楽しみ。
南瓜のケーキや魔女の飾りで
町中にぎわいます。
コロナ禍の今年は
どんなハロウインでしょう。
    ・
    ・
例年ならやっぱり南瓜!!!
お菓子や飾りに南瓜カラーが
溢れだすようなのですが
今年も昨年同様に
自粛ムードのハロウインとなるのかな???
仮想パーティーで夜な夜な大騒ぎの
若者たちの自粛規制は
今年はどうなるのでしょうか?
    ・
    ・
この時期は風邪など体調を崩しやすく
南瓜の栄養価が貴重なのですね。
そもそもハロウインはイギリスの
ケルト人の万聖節の前夜祭で
収穫祭として魔除けの意味を持つお祭りでした。
    ・
    ・
俳句では昔は季語では無かったのですが
この頃は季節の風物詩になっています。
今のような派手な騒ぎは
アメリカで南瓜をくりぬいて
蝋燭を灯したり、仮面や飾り物をして
大騒ぎをしたりすることが名物となり
その後、日本に伝わったようです。
    ・
    ・
日本では、兎に角、
子供たちに人気のお祭りで
その日は、仮想した子供たちを良く見かけます。
コロナ禍の時代には
あまりそぐわないお祭りですが
もうすぐハロウインだと思うと
お菓子を作ろうかだの
魔女の帽子で仮装気分かな
なんてわくわく楽しみですね。
    ・
    ・
それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2004年1月の俳句をご鑑賞ください。
    ・
    ・
【2004年1月の俳句抜粋】
1月 2日 金曜日 晴(安曇野) 川の辺に春を迎ふる道祖神
1月 3日 土曜日 晴(善光寺) 初詣線香けぶる善光寺
1月 7日 水曜日 晴 吹きこぼれそうに七種粥煮ゆる
1月10日 土曜日 晴 故郷へ賀客となりて父母訪はん
1月11日 日曜日 晴(千葉) 春小袖海の町へとハイウエー
1月14日 水曜日 曇/晴 をしどりの波の尾に波生まれけり
1月20日 火曜日 晴 冬銀河命のはじめより遠き
1月30日 金曜日 晴 早梅の朝にはあらぬ薄あかね
1月31日 土曜日 晴 底しれぬ静けさに居り冬の雷
    ・
    ・
★ショートポエムコレクション
https://shortpoemcollection.jimdofree.com/
★俳句記念日
https://haikukinennbi.jimdofree.com
★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報
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2021年10月24日 | カテゴリー : 俳句, 講座 | タグ : | 投稿者 : 志水めぐみ

俳句TV2021年10月13日No235ライブ記録「エンジョイ俳句ライブ」 

2021年10月13日俳句TVNo235「エンジョイ俳句ライフ」第22回ライブ記録配信

2021年10月13日俳句TVNo235「エンジョイ俳句ライフ」第22回ライブ記録

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今回はFBライブ配信が電波障害のため滞ってしまいましたが配信そのものは予定通りに行いました。
皆様には配信記録の録画をご覧いただき事になりますがライブ感覚は損なわれませんのでそのままのライブ録画をご覧ください。