おはようございます。 俳句作家の上野貴子です。 ・ ・ 今週は東京では いよいよ桜が満開の極みですね。 桜が咲くと日本の春を感じます。 ・ ・ 「桜」は春を代表する花で 俳句では「桜」といえば「花」と言われています。 そこで「花」が春の季語なんです。 花といえば桜の花の事をいいます。 ・ ・ 桜はその美しさと 一斉に咲き一斉に散る潔さから 日本人に古くから親しまれて来ました。 江戸時代にはお花見として 八代将軍徳川吉宗の享保の改革で 飛鳥山がお花見の名所となった事をきっかけに 桜を愛でる行楽が大流行!!! ・ ・ 江戸時代の頃には 今のお花見の原型が出来ていたのです。 染井吉野がお花見の中心になり 関東ではちょうど春を知らせてくれる 人々の心の支えになるような 年度替えの節目の頃の 別れと出会いの思い出に いつも桜の花がありますね。 ・ ・ 梅から始まり 桃の節句があり そして桜が咲く こんな春からの美しい自然の贈り物です。 ・ ・ そんな、春爛漫の花の頃には お釈迦様が産まれたという お花祭りがあります。 4月8日になります。 この日には境内に 小さな花見堂が立てられて お釈迦様の誕生を祝う 「仏生会」が行われます。 俳句では、勿論、春の季語です。 他に「降誕会」「誕生会」「花祭」 などと云われます。 ・ ・ 小さな可愛らしいお花で飾られた お釈迦様の像の祀られた お堂は水盤に安置されてあり 甘茶と言われる五色の水を 釈迦像の頭の上に注ぐようになっている。 ・ ・ まさしく日本の春の訪れを告げる 花のお堂はお釈迦様の誕生を祝う 桜の花の下の花祭りです。 忘れかけていた日本の美しさを ちょっと思い出させてくれる 素敵な花御堂です。 少し気を付けてみると 寺院の片隅に可愛い花御堂が この時期にだけ祀られている姿が 実際に見れるかも知れませんね。 ・ ・ まだまだコロナ禍で自粛花見の今年ですが どうかコロナ禍が収まりますよう お花に囲まれたお釈迦様にお祈りします。 ・ ・ ★俳句記念日 https://haikukinennbi.jimdofree.com ★ショートポエムコレクション https://shortpoemcollection.jimdofree.com/ ★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報 https://nbsacademy.jimdofree.com/%E5%8F%A5%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/
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2022年4月3日のアーカイブ
俳句日記4・3
【今日の一句&たべもの歳時記】
2022年4月3(日) 曇り
朝空を見上げ花冷えの日曜日
~たべもの歳時記~
春苺混ぜヨーグルトで朝食(春苺)