儚さが加速して落ち葉追い立てる
<20周年を記念しての掲載記事>
沢山のお力添えやご協力下さる皆様とこれから真っ白なキャンパスにどんな俳句を描いて行けるか、新たな気持ちでチャレンジし続
けて行きたいと考えています。
儚さが加速して落ち葉追い立てる
<20周年を記念しての掲載記事>
【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月20日(水) 晴れ
クリスマスリースをドアに住宅街
~たべもの歳時記~
シュトレーン今年は二つも贈り物(シュトレーン)
★8月19日は俳句記念日「おしゃべりHAIKUの会」制定日本記念日協会認定。
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月19日(火) 曇り
サンタ来るキラキラ星の町の灯に
~たべもの歳時記~
ブロッコリー芯の堅さはまだ煮えず(ブロッコリー)
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月18日(月) 晴れ
町角の呟き点る山茶花は白
~たべもの歳時記~
燗にしてお猪口が二つ宵時雨(燗)
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月17日(日) 晴れ
木枯らしに人言葉無く赤信号
~たべもの歳時記~
手土産を下げて帰って忘年会(忘年会)
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芭蕉の詠んだお正月の句「新年」
春立つや新年ふるき米五升
「新年」で探したところ芭蕉38才のころのこの句しかありませんでした。
江戸時代は立春がお正月だったことが良く解りますね。そこで、「餅」の句を探してみました。
餅雪をしら糸となす柳哉
餅を夢に折結ふしだの草枕
餅花やかざしにさせる娌(よめ)が君
誰が聟(むこ)ぞ歯朶に餅おふうしの年
煩(わずら)へば餅をも喰はず桃の花
鶯や餅に糞する縁のさき
やはり「餅」の句となるとお正月らしいですね。「餅」は季語としては冬ですが、それでも現代では春の季語とされている言葉との季重なりが目立ちます。
初春先酒に梅賣にほひかな(しよしゆんまづさけにうめうるにほひかな)
この句の解釈は何通りもあるようですが、AIのチャットに聞いてみました。答えは?
「初春にまず酒を飲み、梅を買う。その香りが心地よい」という意味になります。
しかし、この句は、単に酒と梅の香りが混ざり合うことを表現するだけでなく、新しい年の始まりに、人々が心を新たにし、希望に満ちた気持ちで新しい一年を迎えることを表しています。
このように返って来ました。
売るとありますが、買うと読んでいます。難しいところですね。
芭蕉が新春の目出度い酒に梅の香りが混ざり合い尚更お目出度いと読んだ句だと私は解釈しています。まずは無くてはならないのがお酒、そして梅の香りがあれば、なおさら目出度いということでしょうか?お正月のしつらえなのかも知れませんね。
幾霜に心ばせをの松かざり
古畑や薺摘行男ども
二日にもぬかりはせじな花の春
よもに打つ薺もしどろもどろ哉
元日は田ごとの日こそ戀しけれ
やまざとはまんざい遲し梅の花
元日や猿に着せたる猿の面
蒟蒻にけふは賣かつ若菜哉
蓬莱に聞ばや伊勢の初便
一とせに一度つまるゝ菜づなかな
むめがゝにのつと日の出る山路かな
日の出る山道を歩くときの美しさを表現しています。この句は、日本の俳句の中でも有名な句の一つです。
初日の出の習慣は、日本古来のものであるようなのですが、明治以降に盛んになったと言われています。芭蕉の句にも「日の出」とあり「初日の出」とは呼んでいません。
芭蕉の時代には春とともにお正月を迎えますから、薺や若菜などの句が新年に詠まれています。今でも七草粥にその名残りがあります。元日や二日と言った三が日の句も詠まれています。
【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月16日(土) 晴れ
夜風抜け路地裏に花水仙
~たべもの歳時記~
二人には大きな皿に大根煮(大根)
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月15日(金) 曇り
裏庭に入る隙間を花八手
~たべもの歳時記~
熱々のホット珈琲啜り飲む(ホット珈琲)
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月14日(木) 晴れ
年極みゆく年くる年忘れ物
~たべもの歳時記~
机には本や書類や蜜柑まで(蜜柑)
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【今日の一句&たべもの歳時記】
2023年12月13日(水) 晴れ
年の瀬に追われて逃げる場所探す
~たべもの歳時記~
二人なら会話をうめる根深汁(根深汁)
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