おはようございます。 俳句作家の上野貴子です。 ・ ・ GWが明けましたね。 10日も続くと 少し怠け癖が付きそうですが 今年はまだコロナ禍なので 遊び疲れというほど翅を伸ばすことが 出来ないで「ステイホーム」のGWだった方が 意外に多いように感じます。 ・ ・ この頃になると野山では 蛙の鳴き声が聞こえてきます。 「蛙」は俳句では春の季語なのですが 不思議なことに七十二候では 5月5日頃からが「鼃始鳴」 「かわずはじめてなく」 蛙が鳴き始める頃とされています。 これは日本だと少し遅い感じがしますが 蛙には沢山の種類があって 「雨蛙」や「蟇・ひきがえる」や「蝦蟇・がま」「がまがえる」 などは俳句でも夏の季語なんです。 ・ ・ この頃から鳴く田んぼの蛙は けろけろと軽い鳴き方と げろげろという低い鳴き方が 入り混じったかんじですよね。 懐かしい田舎を思い出します。 東京ではさすがに蛙の声はしません。 ・ ・ その為でしょうか??? 春の蛙が「蛙の子」なのか「蛙」なのか 「蝦蟇」なのかはよく解らないです。 それでも「お玉杓子」から「蛙の子」が 「蛙」になるまでの短い春の間が そろそろ夏になると成長して 大きくなってくることは確かですね。 ・ ・ 蛙は何年も生きられる動物で 冬には土の中などで冬眠します。 数年から10年以上生きるものもいるといいます。 案外、謎の多い動物ですが 愛嬌のある姿は昔から人間に好まれていますね。 ・ ・ 特にこれから雨の多い季節になると 「雨蛙」が出てきて 人間に雨が降ることを教えてくれます。 緑の瑞々しい色が葉っぱの上で ぴょんと跳ねる姿は 芭蕉翁だけでなくその昔からの 人気者だったことは間違いありませんね。 ・ ・ 春から夏の田んぼに苗が植えられて 青々とし始める頃までの 晩春から初夏にかけては まさに蛙の合唱が夕暮れの 田舎の風景です。 ・ ・ そろそろ蛙や蚯蚓が 田舎だけでなく都会の片隅に 姿を見せ始める季節になりました。 コロナ禍とはいえ 自然のサイクルには逆らえません!!! これから夏らしく太陽が照り付けるまで 心地よい生き物たちの楽園が どこかに潜んでいることに 気が付くことでしょう。 ・ ・ そんな都会の小さなオアシスが 気が付けば 通い慣れた道端のその足元に 隠れているかも知れませんね。 ・ ・ 地球は人間だけのものではないことを 決して忘れてはならない!!! 新たな時代がやって来る そんな気がしてなりません。 生き物たちの美しい地球を 大切に生きて行かなければなりませんね。 ・ ・ ★俳句記念日 https://haikukinennbi.jimdofree.com ★ショートポエムコレクション https://shortpoemcollection.jimdofree.com/ ★「おしゃべりHAIKUの会」句会情報 https://nbsacademy.jimdofree.com/%E5%8F%A5%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ワクワクドキドキのライブ配信の楽しさはこちらの「俳句TV」再放送からご覧ください。 ★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」 https://www.facebook.com/haikutv/
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