☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【蛙が鳴く頃ですね?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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GWが明けましたね。
10日も続くと
少し怠け癖が付きそうですが
今年はまだコロナ禍なので
遊び疲れというほど翅を伸ばすことが
出来ないで「ステイホーム」のGWだった方が
意外に多いように感じます。
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この頃になると野山では
蛙の鳴き声が聞こえてきます。
「蛙」は俳句では春の季語なのですが
不思議なことに七十二候では
5月5日頃からが「鼃始鳴」
「かわずはじめてなく」
蛙が鳴き始める頃とされています。
これは日本だと少し遅い感じがしますが
蛙には沢山の種類があって
「雨蛙」や「蟇・ひきがえる」や「蝦蟇・がま」「がまがえる」
などは俳句でも夏の季語なんです。
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この頃から鳴く田んぼの蛙は
けろけろと軽い鳴き方と
げろげろという低い鳴き方が
入り混じったかんじですよね。
懐かしい田舎を思い出します。
東京ではさすがに蛙の声はしません。
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その為でしょうか???
春の蛙が「蛙の子」なのか「蛙」なのか
「蝦蟇」なのかはよく解らないです。
それでも「お玉杓子」から「蛙の子」が
「蛙」になるまでの短い春の間が
そろそろ夏になると成長して
大きくなってくることは確かですね。
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蛙は何年も生きられる動物で
冬には土の中などで冬眠します。
数年から10年以上生きるものもいるといいます。
案外、謎の多い動物ですが
愛嬌のある姿は昔から人間に好まれていますね。
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特にこれから雨の多い季節になると
「雨蛙」が出てきて
人間に雨が降ることを教えてくれます。
緑の瑞々しい色が葉っぱの上で
ぴょんと跳ねる姿は
芭蕉翁だけでなくその昔からの
人気者だったことは間違いありませんね。
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春から夏の田んぼに苗が植えられて
青々とし始める頃までの
晩春から初夏にかけては
まさに蛙の合唱が夕暮れの
田舎の風景です。
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そろそろ蛙や蚯蚓が
田舎だけでなく都会の片隅に
姿を見せ始める季節になりました。
コロナ禍とはいえ
自然のサイクルには逆らえません!!!
これから夏らしく太陽が照り付けるまで
心地よい生き物たちの楽園が
どこかに潜んでいることに
気が付くことでしょう。
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そんな都会の小さなオアシスが
気が付けば
通い慣れた道端のその足元に
隠れているかも知れませんね。
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地球は人間だけのものではないことを
決して忘れてはならない!!!
新たな時代がやって来る
そんな気がしてなりません。
生き物たちの美しい地球を
大切に生きて行かなければなりませんね。
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2022年5月8日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

俳句日記5・8

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