おはようございます。 俳句作家の上野貴子です。 ・ ・ 早くも昨日は「霜降」でした。 二十四節気のひとつですが 今年は正しくそんな感じですね。 何だかやっと秋めいてきたかと思えば もう夜露が霜に変わる頃なんですね!!! ・ ・ 昔の人は意外に賢いのです! 現代人が忘れてしまっている 自然の変化に本当に敏感で こんなに今どき細かく気が付くかしら??? と暦を見ているとよく感じます!!! ・ ・ 「霜降」とは「露が霜になる頃」 という意味の言葉です。 露の季節は秋の初めから晩秋 そして、秋の終わりには いつの間にか露は霜に変わるのです。 ・ ・ やがて来る11月には いつの間にか時雨が降り出し 気分屋の小雨が多い時期になります。 寒い雨はどこか切なく心まで 寒くなりますね。 そんな秋の変化に 昔の人は大いに敏感だったのです。 自然に合わせた農耕が人々の 生活を支えていたからでしょう。 ・ ・ どうも現代では霜が降るというと もうすっかり冬のように感じます。 露と霜がどちらが先だったかも 何だか解らないようなしまつです。 ・ ・ 朝露に草花が濡れだすのは 秋の初めで風のない晴れた夜に発生します。 そして、霜は空気中の水蒸気がそのまま凍って 白く付着する氷晶です。 こちらは気温が低くよく晴れた夜に多いのです。 単に「霜」では冬の季語なのですが 「霜降」として露が霜に変わり降り始めた頃を意味する まだ秋の季語となります。 ・ ・ この辺が敏感な昔の人の知恵なのですね。 何でも移り変わりの節目は はっきりしないあやふやなものですね。 季節の節目が自然の変化を告げて 人々が自然と共に生きて来た多くの証が 言葉の中には隠されています。 そんな昔の人の残してくれた 言葉の意味を私たちは 出来るだけ上手く理解して これからも伝えてゆきたいものです。 ・ ・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 二度とない今日が、 あなたのための最良の一日でありますように! ・ ・ ☆ ☆ ☆ ・ いつも、いいね、コメント、シェア、応援、本当に有難うございます。皆様からの沢山の励ましに心から感謝いたします。 ★ ★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆NBSオンライン句会の説明動画 https://youtu.be/bBMEAyalXXMプレビュー ★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」 https://www.facebook.com/haikutv/ ★ラインの公式アカウントが出来ました。以下のURLから登録できますので タップしてみてください♪ https://lin.ee/UY7VIpw ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 新型コロナウイルスについての情報 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
2022年10月23日のアーカイブ
俳句日記10・23
【今日の一句&たべもの歳時記】
2022年10月23日(日) 晴れ
秋海棠瞳の影の呟きか
~たべもの歳時記~
柿の実を枝先に垂れて垣根越し(柿の実)
★8月19日は俳句記念日「おしゃべりHAIKUの会」制定日本記念日協会認定。
https://haikukinennbi.jimdofree.com
2022年俳句記念日記録