☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【新緑の頃!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
今週はもう五月最後の週ですね。
五月は俳句では
「五月晴」「聖五月」「五月雨」「五月人形」
などなど季語が豊富です。


五月は初夏の頃で
夏には俳句の句材が沢山あります。
ことに木々の緑が美しく
風薫る五月といいますね。
緑の梢に吹く風が心地よく
清々しい「新緑」の季節です。


よく初夏は山が一年で
一番美しい頃だといいます。
花の咲く美しさから
緑の瑞々しい美しさへと
移り変わり沸き立つような頃です。
俳句ではこれからの季節が
やはり一年の内で
一番句材が多いと言われています。


「新緑の迫る海原九十九里・・・貴子」
九十九里の砂浜の広さと迫りくる
松林の緑の美しさを詠んだ句です。


初夏は海と山が呼んでいる
行楽の季節ですね。
ゴールデンウイークも過ぎて
いよいよコロナ明けの夏です!


今年こそは楽しい夏休みが
きっとまたやってくることを祈り
早くもまちどおしいばかりです。




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2023年5月28日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【もう麦秋の頃です!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
昨日は「小満」二十四節気のひとつでした。
意味は、万物が次第に成長し天地に満ち始める頃
となります。


俳句ではこの頃の季語に
「麦秋」「麦の秋」などがあります。
なんと、もう麦が実頃なんですね!!!
ほかに「走り梅雨」「梅雨走り」
などがあり、関東では
梅雨の前によくある長雨の頃となります。


「小満」というくらいですから
満足が小さいということ?
どうゆうことだ?
少し不思議ですよね。
これは、小と書いて、少ない
という意味合いを表します。
中でも秋にまいた麦に穂がつく頃にあたり
その出来具合に「少し満足する」
ひと安心するということなんです。


美しい初夏の新緑の頃で
緑が美しく
麦に黄金色の穂が付き始める
という季節なんですね。


麦は「青麦」が春の季語で
初夏には小麦色の穂をだし
収穫の時期を迎えます。
そこで実りの秋のようだという意味から
「麦秋」「麦の秋」などと言われるのですね。


「冷麦を啜り福島の海はるか・・・貴子」
季語は冷麦です。最近はそうめんといいますが
実はそうめんは季語では無く乾燥させるので
一年中あるのです。そこで冷やしてたべる
冷麦としました。小麦粉は日本でも古からの
食材のようです。


初夏のこの頃は
蚕が餌を食べ始めたり
紅花が咲き始めたり
沢山の季語が溢れ出す季節です。


この後の七夕の頃には
大満足の真夏が来ますね。
満足どころか
この頃は恐ろしい猛暑で
勢いづいて焼け焦げないように
今から要注意です!!!


秋を待ちきれない麦のように
夏に小麦色にほんのり太陽に焼けた
南国の乙女が南風に乗って
秋を盗み取ってしまうかの
地球温暖化の影響は
そろそろコロナ禍の次に
何かと問題になりそうですね。


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2023年5月21日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【何れ菖蒲か燕子花?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
5月も半ばですね。
初夏の自然が美しい季節です。
この頃になると
「何れ菖蒲か燕子花」
という言葉を良く耳にしますね。


意味は「どちらも甲乙つけがたく
選択に迷うことの例え」となります。
菖蒲の花と燕子花の花が
とてもよく似ているので
どちらが美しいか決めかねてしまうところから
「何れ菖蒲か燕子花」
という慣用句となっています。


菖蒲と燕子花は本当に見分けが難しいです。
特に菖蒲は「あやめ」と「しょうぶ」という
同じ漢字で違う花をいう場合があり
まったくややこしいです。
簡単に見分けるポイントを上げてみましょう。
【アヤメ】花弁の根元が白と黄色、網目模様がある。湿地では咲かない。
【ハナショウブ】花弁の根元が白と黄色、模様なし。湿地や湿原に咲く。
【カキツバタ】花弁の根元が白一色で模様なし。池、沼、湿地に咲く。


あやめとしょうぶは咲く場所に違いがあり
花の特徴も網目模様の有無で区別する
確かに違う品種なんです!
だけど「菖蒲」と書くところが
ややこしいですね。
かきつばたには白い線があるということ。
他に、花が白いと「白菖蒲
黄色いと「黄菖蒲」といいます。
アイリスという外来種もありますが
少し見れば解りますので
やっぱり「何れ菖蒲か燕子花」というのは
上手い例えですね。
水辺に咲くのは燕子花で
草原などの草原に咲くのがあやめです。


もう一つ似た言葉に
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
という言葉がありますが
こちらの意味は
「美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえて形容する言葉。」
となります。
美しい女性は、姿かたちだけでなく
立ち居振る舞いまでもが美しい
ということですね。
やはり女性は花に例えて
美しい姿を素晴らしいとして
さらにその美しさは立ち居振る舞いからも
伺い見るほどであるということでしょう。


「釣り堀の古び黄菖蒲咲き残り・・・貴子」
田舎の池に昔は釣り堀がありそのあたりに
黄色い菖蒲が咲いてとても美しかったころの句です。
今はどうなっているでしょうか。懐かしいです。


この二つの慣用句から見ても
夏には美しい花が沢山咲き誇ります。
水辺や野山には
緑が溢れ、草花が咲き薫る
美しい季節こそが夏ですね。


このところの猛暑で
余りにも暑さが厳しく
「極暑」や「酷暑」と言われますが
何とかお天気のいい日には
自然の生い茂る
美しい大地の夏であって欲しいですね。




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2023年5月14日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【夏が来ました?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
2023年は5月6日に
早くも立夏が来て
暦の上ではもう夏です。


八十八夜の茶摘みが過ぎて
そろそろ新茶が出回り始める頃ですね。
お茶屋さんや町の商店街に
新茶の旗と一緒にお茶が
ほんのり香り始めると
熱くなる前ぶれのような
まるでもうすぐ厳しい猛暑がくるぞ!!!
というお知らせのようです。


若葉が美しく
木漏れ陽が綺麗な
公園でアウトドアを楽しむ
子供連れを見かけるのも
この頃です。


コロナ禍から流行り始めた
アウトドアブームは
コロナ明けにもまだまだ続きますね。
それこそ夏こそ最適ですから!!!


大人も子供も
夏が来れば
野山に出てアウトドアで
アクティブに過ごしたいものです。
昔はアスレチックが流行っていましたが
最近はどうなんでしょう???
子供達にはやっぱり
人気なんじゃないでしょうか?


春のお花見から
夏のアウトドアやピクニックなんて
お天気さえ良ければ
最高の行楽ですね!!!
早くも夏日の次には真夏日です!!!
兎に角、猛暑には
水分補給です!!!!
何よりも肝心ですね!!
肝に銘じておかなければ!!!


「朝風の少し若葉を騒つかせ・・・貴子」
何気ない俳句日記の日常の一齣です。


夏になると朝が気持ちいいですね。
猛暑対策に万全を期して
今年もこれから始まる
長い長い夏に備えて
元気に楽しく8月19日の
俳句記念日を迎えましょう!!!
今からもう夏休みが楽しみです。




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2023年5月7日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【鯉幟って何で飾るの?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。


5月5日は端午の節供、子供の日ですね。
この日には男の子の成長を祝いうために
鎧兜の五月人形や鯉幟を上げます。


五月人形には鎧や兜や太刀などの威勢の良い武具を飾ります。
今では勿論さまざまですが
鎌倉から室町あたりの武士の家では
5月の頃に鎧兜を飾り
梅雨に備えて虫干しや手入れをしていました。
それが江戸時代になり
端午の節供に武具を飾る元になったといいます。


では、鯉幟は何故飾るのか???
こちらは五月人形よりも更に古く
中国の登竜門伝説から来ています。
中国では昔
鯉が黄河上流の龍門山にある急流を登りきると龍になる。
という伝説があり
そこから男子の出世を願って
鯉の川を上る姿に似た鯉幟が出来たといいます。


登竜門伝説とは
中国の黄河に「竜門」と呼ばれる難関があり
そこを登り切った鯉は
龍になれる!!!
と言われていました。
そこから難問を突破することを
「登竜門を通る」といい
それがやがて難関「竜門」そのものを言うようになり
「登竜門」がそのものであり
更に登竜門を通ることになって行きました。


端午の節供とは男子の成長を祝うお祭りですが
今では5月5日は子供の日となり
男女を問わず子供の成長を祝う国民の祝日です。


鯉幟は今や各地の川や公園で
子供の日の飾りとして
沢山飾られています。
男女を問わない子供の日となっても
やはり威勢の良い武具の五月人形や鯉幟は
5月5日の子供の日のシンボルです。


「鯉幟兄に続けと空昇る・・・貴子」
男女を問わない祝日とは言え
やはりいまでも鯉幟は男子の成長を祝うもの
そんな兄弟の絆を詠んだ句です。


大空を泳ぐ鯉幟のように
難関を突破して!!!
登竜門を越えて出世しますように!!!
との願いを込めて
鯉幟を飾るのですね。
今も昔も子供の成長は本当に嬉しくお目出度いものですね。


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2023年4月30日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【蘆ってアシなのヨシなの!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
そろそろもう夏日が来ますね。
毎年夏の訪れが早まり
何だか一年中猛暑対策のように
水分補給が欠かせなくなりました。


晩春から初夏には
水辺に蘆が芽をだす季節です。
「蘆」は俳句では沢山の季語があり
春から秋まで昔から
日本人の生活に関わりの多い植物です。
「蘆の角」「蘆の芽」「蘆の若葉」などは春の季語
「蘆刈」「蘆火」などは秋の季語です。


春に芽を出し夏に生い茂り
秋に穂をつけて刈られます。
そして屋根にしたり葦簀(よしず)にしたりします。
水辺の生き物たちは
蘆の周りに集まり餌を食べたり
外敵から身を守ったりします。


日本の水辺の風景には
蘆はどこにでもあり欠かせません。
万葉の昔から日本の水辺には
必ず蘆原があたようです。


そして面白いことに
蘆とは「アシ」でも「ヨシ」でも
どちらの呼び方も正しいのです。
逆の意味でしょう???
不思議なようですが意外や意外!
「蘆」は「芦」とも「葦」とも書きます。
どれも同じ植物です。


それではなんで「アシ」が「ヨシ」と言われるのか???
これが何と「アシ」という名では
縁起が悪いから人の生活に欠かせない
良い植物なので「ヨシ」
と呼ばれるようになったのだそうです!!!


何だか不思議というか安易というか?
じゃあ初めから「ヨシ」と言えばいいのに??
なのに「アシ」という名がついていました。
これは、水辺からすっく細い足の様な
長い茎をのばして自生するので
「アシ」と呼ばれていたらしいのです。


ところが「アシ」では「悪し」に通じる
ということになり「ヨシ」と呼ぶようになります。
ややこしいようですが水辺で
蘆が自生することは
人にもさまざまな生き物にも都合がいいのです。


ですから「蘆」と書いて
「アシ」でも「ヨシ」でも
どちらでも正しいということになっています。
笑い話のようですが
縁起を担いで忌まわしい「悪し」だと
嫌わないようにという
こころづかいなのですね。
まあ解りづらくて
「良し悪し」じゃないかと思いますが
不思議なもので今でもどちらでも
正しい読み方とされています。


「巣隠れにみんな生きてる蘆若葉・・・貴子」


春に蘆が芽を出すと魚や貝が
そこに集まり始めて
鳥や虫たちまでもが
餌を求めてやって来ます。
そこには沢山の生き物たちが
巣づくり隠れているらしいのです。


よく河原の風景に見かけます。
高い蘆に隠れた吊り舟や
時には浮浪者のテントまでありますよね。


そんな蘆を使った葦簀や簾などの
風流なものはめっきり少なくなりました。
家の屋根や垣根など
昔はかなり重宝に使われていたので
蘆だけどヨシなんですね。
葦簀(よしず)が一番解りやすい
今でも呼ばれている名称ですね。


これからだんだん暑くなり
葦簀が大活躍する季節になります。
氷屋さんや海の家など
猛暑をしのぐ大切な道具ですね。
芽を出す早春から
若葉の晩春がすぎて
いよいよ蘆にも長い夏がやって来ます。


「備えあれば憂いなし」
今から猛暑には十分に注意して
今年こそは
コロナ禍最後の夏でありますように!!!

    
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☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【卯の花は四月の花!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。

4月も半ばを過ぎましたね。
和風月名では4月は「卯月」と言います。
これは以外に知ってる方多いのでは???
何となく昔学校で習ったような
うる覚えの記憶がありますよね。

「卯月」とは12ヶ月の中で
卯の花が咲く頃という意味です。
卯とは卯木(うつぎ)のこと
卯木の花なので卯の花と言います。

卯木は空木とも書くんですよ!
「空木」と「卯木」は同じもので
どちらも「うつぎ」と読みます。

ところが「卯の花」は
俳句では夏の季語です。
桜の後に4月頃に咲くのですが
夏の季語とされています。

紛らわしいですね。
このところの猛暑では
そろそろ夏日が来ますから
まるで旧暦というよりも
ちょうどよく卯の花の季節が来ます。

文部省の唱歌に「夏は来ぬ」がありますが
この歌の詩は「卯の花の匂う垣根に・・・」
と始まります。夏の歌ですが
とうとう夏がやって来たぞ!
というような意味合いなので
まさに初夏の歌となりますね。

こうしてみるとやはり
暦は旧暦だと1ヶ月遅れで
4月が5月頃になり
「夏は来ぬ」は初夏の歌ですが
卯の花とホトトギスが
歌詞に登場します。

5月になれば「五月」や「菖蒲」
などが咲きますから
4月の春の頃から
5月のまだ初夏の頃に
夏鳥と一緒に卯の花は
野山に咲き始めます。

「卯月」は一説では
干支の「卯」が4番目のうさぎの卯
という説もあるらしいので
今年は少し気になりますが
やはり卯の花の白くて美しい姿は
4月の野山を彩り清々しい心地にしてくれて
花の「卯」の月として「卯月」
と呼ぶとう説を私は採りたいです。

「空木」とも書きますが
これは卯の木の幹の中が
空洞になっているからだといいます。
「空木」と書いて(うつぎ)と読む
この字を当てるのは
空洞の「空」だからですね。

そして「卯月」「空木」どちらでも
花を咲かせるのが4月頃です。
夏の花の名ですが
春4月の和名となっています。

「葉に枝に風が寄せ来る花卯木・・・貴子」

この句は、卯の花の枝を垂らして
白い花を房のように咲かせている
そこへ東風が吹き荒れて
寄せては返す波のようだと詠んだ俳句です

コロナ禍がやっと規制無しの
春を迎えて早いものでもう4月
卯の花のいい香りが
野山で満開を迎えるのは
今年は例年よりも早いのかも知れませんね。

厳しい猛暑に備えて
暑さ対策、熱中症対策を
充分に考えて油断禁物!!!
何とか元気に過ごしましょう。
そろそろ野山では
卯の花が春闌を祝う様に
白く爽やかに満開を迎える頃となります。

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2023年4月16日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【残花と余花の違いとは?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。

今年は桜の開花が記録的に早く
三月の中旬でしたね。
その後に雨が降り
花の成長を止めてくれたので
例年よりも長く満開を楽しめました。

雨のお花見もなかなかいいものです。
傘の花が咲く目黒川を散策して
川のせせらぎの音に
雨の音が吸い込まれてゆく
めったに見られない
お花見吟行会が出来ました。

桜は日本列島を北上して
これからゴールデンウイークの頃まで
各地で満開を迎えますが
全国どこでも今年は開花から満開が
いつもより早いようです!!!

そうなると気になるのが
桜にまつわる季語です。
俳句では季語を詠み込みますので
桜と言えば花
花と言えば桜
と言われるように
桜は日本の代表的な花です。
「開花」「花の雨」「朝桜」「夕桜」
「夜桜」「薄墨桜」などなど
俳句では沢山の季語がありますが
なかでもこれからの季節にちょうどいいのが
「残花」や「余花」です。

「残花」とは春の終わりになっても
まだ咲いている桜のことで
春の季語です。
「余花」とは初夏にまだ咲き残っている
桜のことで山間や北国でよく見られ
夏の季語です。

ここでややこしいのが
「残花」は春の季語で
「余花」は夏の季語
ということです!!!

「残」と「余」で季節が違うのはなぜ???
疑問に感じますよね??
「残」は残る。(のこる)
「余」は余る。(あまる)
この違いなのですね。
例えば
「残念」とは心残りなことです。
「余念」他の考えのことです。
こうしてみると
「残花」は春という季節の中でまだ咲き残っている。
「余花」は春を越えて夏になってもなお咲いている。

そんな微妙なニュアンスで
春から夏にかけて
日本列島のいたるところで
美しく咲く桜を今も昔も
人々は愛してきたのですね。

勿論、「夏桜」と言ってしまえば
それまでですが
「余花」と言って春を惜しむ
自然と生きて来た日本人の
優しい感性ですね。

「惜しみなく花から花へ余花落花・・・貴子」
こんな句がありますが季重なりも甚だしい句ですね!!!
初夏にまだ惜しみなく咲き誇る満開の桜が
花吹雪となって舞い落ちて行く
そんな姿を詠んだ俳句です

忙しない毎日の生活に追われて
つい忘れがちな繊細な日本人の心を
私は勿論のことですが!
いつまでも忘れずに
これからの新時代を生きて行きたいものですね。

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☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【梅・桃・桜の春が来ました!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
早春の風が花の便りを運んでくれる
そんな季節が来ましたね。
春の花と言えば、
梅に桃に桜ですね。
まずは二月に梅が咲きはじめ
次に三月には桃の花が咲き
そして、四月には桜が咲きます。
コロナ禍でお花見が出来ないうちに
もう三年が過ぎてしまいました。


今年こそは桜のお花見が出来るといいです!
二月の梅の花見は
どうやら規制なく見ることが出来ましたね。
まだまだ各地で満開ですが
梅の香りはほんのりと
初夏の実がなるのが楽しみです。


万葉の時代には桜よりも多く詩歌に詠まれていた
といい春を告げて一早く咲くので
日本人には好まれたのですね。
最近では令和になって改めて見直されています。
そして、三月のお雛祭りの桃の花!!!
桃は中国では霊気があり不老長寿の花
日本では梅よりの更に古い
古代の神話にすでに登場してくる花です!


そして、四月には桜が咲きます。
桜は染井吉野が多く江戸時代に
観賞用として爆発的に広まりました。


そして現代では
お花見と言えば桜の花見ですね。
ちょうどお釈迦様の誕生日と重なる頃に咲くので
花見は一年の内でも最大級の行事となっています。 


そんな春の花々が
次から次へと咲き誇る姿は
全く極楽浄土のようです!


「花の屋根極楽浄土とはこんな・・・貴子」
上野貴子にこんな句があります。


よくこの三種類の花の見分け方は
花びらにあるといいます。
まず梅は、花びらの先が丸い。
そして桃は、花びらの先が尖っています。
桜は勿論、花びらの先が二つに割れています。


こうしてみるとなるほど特徴があって解りやすいですね。
ところが、意外にややこしいのが紅梅と桃です。
同じような色なので
遠くから見ると間違い易いです。
そんな時には花の付き方が特徴となります。
梅は一節に花が一つ
桃は一節に二つ花を付けます。
そこが大きな違いです。
その為に桃は花びらが
尖っていても華やかに見えるのです。


三者三様に枝から花を咲かせて
葉が生い茂る夏が来るまでを
美しく彩ってくれる日本の花!!!
今年こそはマスクを気にせずに
過ごせる日が来ることを
美しい春の花々に祈る想いです。


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2023年3月5日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡【日本原産の野菜は少ない!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   
   
春のおとずれをほんの少し
感じる毎日ですね。
二月は梅の季節で
もうすぐ終わりです。
3月は桜が咲き始めるまでに
お彼岸や春分の日など
季節や一年の節目の頃ですね。


そんな季節には
野山に出てそよ風と戯れ
草花を愛でる機会が欲しいものです。
久しぶりに野山に出ると
「青き踏む」という季語を
思い出します。
この季語はもとは中国の風習で
3月3日に野山に出て
青々と生えはじめた草を踏み
宴を催す行事だったものが転じて
春の野山での散策を意味する
ようになったといいます。


春には草花が這い出して来る
命の芽吹きの季節ですね。
昔の人は野山で宴を催したといいますが
やはり野の草を摘んで
ご馳走にしていたに違いありません。


日本でも春の野菜は青々として
大地の息吹を感じますが
実は、意外なことに
日本は現在でも食用とされている
野菜の原産が少ないのです!!!


意外ですよね。
日本人はどちらかと言えば
草食なのかと考えやすいのですが
案外少ない!!!
何があるのかと言うと
蕗、三つ葉、芹、蕨
というような山菜の部類なのだそうです!!!


山菜ならあったのですね。
野菜ではなく
山の奥に這えていた草を食べていたのでしょうか?
芹のような水辺の野草もありますから
その辺は定かでは無いのでしょう???


例えば、春の野菜の「法蓮草」
俳句でも春の季語ですが
原産地はペルシャなのです!
日本的ですが日本ホウレンソウと西洋ホウレンソウ
二種類あるので東洋と西洋と
二か所に原産地があるのかと思いがちですが
意外や意外!!!
イランのペルシャから東西に分かれて
アメリカとシルクロードから伝わったので
品種としては二種類あるのだそうです。


現代では実際には品種改良されて
さまざまな法蓮草がありますが
原産地はペルシャなのですね。


やはり日本が原産の野菜は少ない!!!
春は菜っぱの季節ですが
キャベツだって日本が原産地では無いのです!
地中海沿岸が原産だそうです。
春キャベツ以外は俳句では夏の季語なので
やはり原産地も海の国なのですね。


何となく少し寂しい気がしますが
現在ではあまり食用とされなくなって
見かけない野菜もあるのだと思います。
食生活は圧倒的に欧米化していますから
もう少し日本原産の山菜にも
注目してみたいですね。


ヘルシーで栄養価の高い
例えば「牛蒡」のような
スーパーフードが案外見つかるかも
知れませんね!!!

   
   
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2023年2月26日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局