☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【お餅は新年の季語じゃない?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
師走ですね。世の中忙しない雰囲気で
まさしく年の暮れがきたような気がします。
今年は今のところどうにか
規制が掛からないままで
12月を迎えられたので
少しはクリスマスらしい賑わいのある
師走となりそうですね。


そうは言っても恐ろしい変異株
との戦いにワクチン攻めの毎日です。
この後は油断できません。
やっぱりマスクと自粛は付き物でしょうか。
3年も過ぎると慣れるというより
疲れますが!!
このままではどうにもならない毎日が
ただただ続くだけですから
ここはいっそのこと
コロナ時代はコロナ時代なりの
年末年始を楽しんじゃうしかないですね!!!


そんな師走には
やっぱり年用意です。
俳句では11月になると冬となり
少しずつ始まる昔ながらの季語が残っています。
「障子洗う」や「障子貼り」などは
秋の内から始まり
「障子」となると冬となります。
年末までに早やばや年初めの準備
ということなんですね。
昔の人は偉いです。


そしてもうひとつ面白い季語に「餅」があります。
「餅」は今ではすっかり
お正月の食べ物となりましたが
俳句では冬の季語です。
勿論、新年は冬に含まれますから
「餅」が冬の季語ということは
納得できますが、「餅搗き」
となると、つい新年の季語かと
勘違いしてしまいますね。


「お雑煮」はお正月特有のお料理ですが
そのお雑煮を作るための
お餅を搗くのは
お正月を迎える前の
年末の内なんです。
ですから季語としては冬となります。


季節の区分でお餅をいつ食べるかが解り
面白いですね。
日本ではお餅はお目出度い席や
お菓子に欠かせません。
そんな時のお餅は季節には関係が無く
行事に合わせた季語となります。
例えば「柏餅」や「菱餅」などです。
そうした行事に合わせた意味では
「鏡餅」がお正月の新年の季語となります。


お餅はいつでもありますが
お正月に向けて今年とれた
新米のある年末に搗くお餅は格別です。
現代では「餅搗き」も電気の餅つき機が主流となり
臼や杵でぺったんこぺったんこと
威勢よく搗く餅つきはほ
とんど見かけなくなりました。
田舎では、子供たちのために
大勢集まって年末のお祭り騒ぎで
農家の庭先で餅搗きをやっている姿を
時折見かけましたが
コロナ禍ではそんな光景も
大分少なくなりました。
どこか寂しいものです。


都会では、昔から賃餅といって
餅屋や米屋に注文して
搗いてもらっていました。
かつては道具を担いで市中を回り
餅搗唄に合わせて餅を搗く
稼業があったといいます。
スーパーでも買える現代とは
ずいぶん趣が違いますね。
少し前までは
お米屋さんからパン屋さんまで
いろんな商店でお餅を搗いて売っていました。
この頃のコロナ時代には
そんな商店街の賑やかな光景も
薄れてしまいクリスマスを景気付けに
年用意の賑わいが少しでも戻ってくれることを
願うばかりです。


美味しいお餅で作る
お雑煮を楽しみに
忙しい年末年始を
今年もコロナに負けないよう
元気に迎えられますようにと
祈っている世界中の願いが
どうか神様に届きますように。


今年も一年間、本当にありがとうございました。
お世話になった皆様に
心から感謝いたします。
どうかよいお年をお迎えください。
   ・
   ・
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2022年12月4日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【今日は三の酉ですね!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
今日は三の酉ですね。
2022年11月は酉の市が三回ある年で
この年には火事が多いと言われています。
今日が11月28日で三回目の酉の日です。
そろそろ寒さが厳しくなり始めて
火の元には十分注意が必要ですね。


酉の市の始まりは江戸時代
近郊にある花又村の大鷲神社だと言われています。
当時は、農民のお祭りで収穫祭でした。
この祭りの日に氏子たちは
鶏を奉納して終わるとその鶏を
浅草寺まで運び
観音堂に放してやったのだと言います。


「春を待つ 事のはじめや 酉の市」
これは酉の市を詠んだ句で
芭蕉の弟子の其角が詠んだとされています。
11月になって初めての年用意が始まるという
酉の市の賑わいを詠んでいます。


江戸時代に始まった酉の市は
今でも形を変えながら続いています。
今年はコロナ禍ですが
やはり開催はされる予定のようですね。


酉の市と言えば熊手ですよね。
運を「掻き寄せる」とか鷲づかみで「運をかっこむ」
とも言われている縁起物です。
商談が成立して目出度くお買い上げ!!!
三本締めで賑やかに終わるという
威勢のいいお祭りです。


浅草界隈や花園神社界隈では
今年も賑やかに出店が出て
町中がお酉様を祝います。
一の酉、二の酉が終わり
今日がいよいよ最後の三の酉です。
三の酉まであると
火事が多いと言う謂れに
充分注意しながら
来年の年用意を始めましょう。


忙しない現代人には
まだ少し早いような気もしますが
今のところ今年は規制が無いので
何とか賑やかな年末年始が
遅れるといいですね。
クリスマスが近づいて
東京では昨年よりも少し賑わいが
戻りつつある感じですが
こうなると三の酉の火事じゃないのですが
コロナ禍の次の波への油断が心配!!!


まったくしつこいコロナ禍です。
めげずに良い年末を迎えたいです。
お酉さまの縁起を担いで
熊手で幸せをかき集めたいものですね。


十一月も余すところ
あとほんの数日です。
今年もいろんなことがありました。
コロナ時代がいつまで続くのか
まったく飽きない意地悪な悪魔の悪戯が
これ以上続きませんように
八万の神様に心からお祈りします。


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2022年11月28日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【鮟鱇鍋って食べたことある?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
今日は珍しい鍋のお話です。
冬になると鍋が懐かしくなりますね。
俳句では「湯豆腐」「鍋焼きうどん」「石狩鍋」
などなどが冬の季語ですが
そんななかで「鮟鱇鍋」って食べたこと
ありますか????
実は、私は「鮟鱇」が料理に出る
ということを最近まで知らなかったのです!


「鮟鱇」だけで俳句では冬の季語で
「鮟鱇もわが身の業も煮ゆるかな・・・久保田万太郎」
という名句がありますが
鮟鱇は海底深くに棲み
頭が大きくて扁平で口が広いのが特徴です。
何となくグロテスクです。


見たことも食べたことも無かったのですが
最近この鮟鱇鍋が何と
近くのスーパーで鍋用に
さばいて売っていたのです!!!
見つけたのは夫でした!
何だかグロテスクですが珍しそうで
面白いと思ったのでしょう。
葱や焼き豆腐と一緒に買ってきてくれたのです!!!


あの時は驚きました!!!
「どうやって食べるの」と聞くと
「鍋だから具と入れて煮込めばいい」
それだけだと言い珍しいので
面白そうに具を鍋にぼこぼこ入れたのです。


私は、どうも身が切り身魚のような
整った形をしていないので
美味しいかどうか不安でしたが
「鮟鱇鍋」という珍しい食べ物を
一度は食べてみたいと思い
俳句などを思い出しながら
意外に美味に違いない!!!
とぐつぐつと煮込んでみました。


実はこの「鮟鱇鍋」にも
江戸風と茨城風があるらしいのです!
甘辛い割した風の醤油味が江戸風。
肝を炒り溶かして、味噌でどろどろにした
どぶ汁が水揚げの本場茨城風だそうです。


面白いですね。
夫は何の気なしに醤油味で
ぐつぐつと煮込んでいましたから
あれは江戸風です。
東京生まれなので
自然に醤油味で食べるものだと
決めてかかっていました。
まさか「どぶ汁」なんていう呼び名があるとは
まったく知らなかったです。
グロテスクな姿から
想像はつきますが美味である
というイメージがあって
捌くのも難しい吊るし切り
なんていう切り方をする魚だなんて
聞いて吃驚!見て吃驚!食べて吃驚!
でした!!!
美味とはよく言ったものです。


「鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる・・・加藤楸邨」
この名句の意味がその時初めて解りました。
「ぶち切られる」というのは
吊るし切りという捌き方のことなんですね!!!
なんだかそれ以降
鍋の季節が来ると
鮟鱇鍋のことを思い出します。


吊るし切りという凄まじい
変わった捌き方でずたずたに切られた
グロテスクな鮟鱇を
私たちはぐつぐつと煮込んで
ほくほくと鍋にして食べる!!!
なんとも云いようが無い
不思議な気がします???


兎に角、珍しい「鮟鱇鍋」
なかなか味わえない
冬の珍味のひとつですね。


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2022年11月20日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【蜜柑の季節ですね!?!】NBSAcademy便り

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【蜜柑の季節ですね!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
十一月に入り何と小春日の多いこと!!!
はっきりしない秋の空が
いつの間にか冬の空に変わり
秋晴れが小春日和になってきましたね。


こうなって来ると
そろそろ炬燵が恋しくなります。
この頃では東京はマンション暮らしが多く
和室の生活が少なくなりました。
生活空間の変化はこの頃は
本当にさまざまですね。


畳の部屋が減るなかで
やっぱり日本人が忘れられないのが
炬燵ですね。
俳句では、「炬燵・こたつ」は
勿論、冬の季語です。
「置炬燵」「掘炬燵」「切炬燵」などなど
こたつは日本独特の暖房装置なんです!!!


こたつと言えば
やっぱりそうです「蜜柑」ですね。
日本人は蜜柑が大好きです!
お茶にお煎餅が季節を問わず
和室の定番ですが
冬になるとそこが
炬燵に蜜柑と変わります。


これは昔は田舎だけでは無かったのですが
この頃は和室が少ないので
自然に炬燵に蜜柑
とう光景も少なくなりました。


とは言え冬は冬です。
冬になれば寒い毎日が続きますから
暖房器具が必要です。
石炭や薪などはさすがに
家庭ではほとんど見かけませんが
ストーブと同じくらいに
炬燵は健在ですね!!!


蜜柑が美味しい冬場には
炬燵にゴロンと寝転んで
うとうとお昼寝なんて
小春日にはもってこいです。


蜜柑は冬場のビタミン補給に
手軽で欠かせない果物!
柑橘類が大好きな日本人には
無くてはならない
そのまま食べれる
果物のなかでは不動の人気者です!!


この「蜜柑」俳句では
勿論、冬の季語です。
夏に喜ばれる南国風の
シークァーサーや秋の酢橘やカボス
とは違った甘さがその魅力ですね。


昨今では「蜜柑」は過剰な生産量で
ジュースにしても余るくらい!!!
生産地に行くと
確かにふんだんに蜜柑ジュースが売っています。
四国愛媛の松山あたりでは
もういたるところで蜜柑ジュースです!!!


さすがにビタミン豊富な蜜柑の国だ!!!
と驚くほどでしたが
東京ではやっぱり冬場の果物で
ジュースよりそのままを丸ごと食べる
炬燵に蜜柑が定番です!!!


生活様式は様々変化しますが
冬の暖房は欠かせません!
乾いた喉を潤し
しかもビタミンが豊富な蜜柑は
やっぱり冬の果物ナンバーワンですね!


今年も続くコロナ禍ですが
蜜柑を食べて暖かくして
何とか元気に乗り切りましょう!!!
必ず春がやって来ますから!!!


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2022年11月13日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【今日は立冬?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
2022年は11月7日が立冬です。
「この日から冬に入る」
とう意味になりますが
毎年温暖化の影響で夏が長く秋が短い
このところの気候の変動のせいか
今年は厳しい冬なのか??
暖かい冬なのか???
どうにも予想が立てづらいようです。


こんな時には例年並みというのが
気象庁の予報ではよくある話!!!
まあ例年とはどうゆうこと?
というと「毎年」「いつもの年」という意味で
どこか曖昧とされています。


「例年通り」という言い方は
ビジネスなどではよくありますが
「例年並み」とは言いません!!!
「例年通り」や「前年通り」が使われています。
天気予報はもともとが不確かで
観測上の平均値がその元ですから
表現が曖昧なのですね。


それでは「暦の上では・・・」
という表現はどういう意味なのでしょうか?
立春を基にした季節を表す二十四節気が
季節の区分を表す「暦」となっています。
主に立春、立夏、立秋、立冬
という季節の始まりですね。
これは毎年違いますのでカレンダーでは
解りずらいものです。


日本は季節の移り変わりが
美しい国ですから
この暦にそった季節の区分が
今でも使われています。
所謂、旧暦ですね。


そんなこんなでともすれば忘れてしまう
季節の変わり目!!!
「立冬」が今日に当たります。
そろそろ冬となるのですね。
今年はお天気がよいとまだまだ暑くて
雨が降ると非常に寒い!
という気候ですが
これからは日増しに寒さが厳しく
健康管理が難しい季節ですので
コロナ禍では特に注意しましょう!!!


風邪は万病の元ですからね!!!
コロナウイルスが万延しないように
今年も寒い季節には
十分にどころか十二分に注意が必要です!!!


「立春」までの長い3ヶ月!!!
何事も無く
無事にお正月を迎えられますように
そして春が訪れますように
心からお祈りして
まだまだ続くコロナ禍を
生きて行かなければ!!!


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2022年11月6日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【雪化粧した富士山!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
今週はもう10月が今日で終わり
明日から11月ですね。
11月にはすぐに立冬が来ます。
今年は意外に寒い冬かも知れません。
    ・
    ・
晩秋のこの頃では
富士山辺りの紅葉が見頃です。
赤や黄色や緑そして
やはり富士山の白い雪が美しいですね。
富士の雪景色は
日本人ならだれでもその絶景に
見とれてしまいます。
    ・
    ・
富士山に雪が降り出すのは
いったい何時頃からかというと
例年では9月の終わり頃から
10月の終わり近い頃のようです。
観測だって難しい
日本一高い山なんです!!!
以前は富士山の山頂に気象庁の観測所があり
人が実際に観測していたこともありましたが
今では麓の甲府気象台から
観測されているといいます。
    ・
    ・
一年中山頂に雪が降るのではなく
四季折々の美しい姿を見せてくれる
日本のシンボルの富士山に
今年は9月30日に初雪が降りました。
    ・
    ・
俳句では、「初雪」や「雪」は
冬の季語となります。
富士山の初冠雪は季語では無いのですね。
雪化粧という言葉も特に富士山だけではありません。
    ・
    ・
それでは富士山は季語に無いのか???
といいますとそうでは無いです!!
俳句では「初富士」として
新年のお目出度い季語になっています。
その他に「夏富士」「五月富士」「朝富士」
なんていう夏の季語があります。
「赤富士」はダイヤモンドヘッドが流行りですが
朝陽に赤く見える現象のことです。
    ・  
    ・
冬の雪に覆われた富士山には
人はあまり登りませんが
夏になり山開きが終わると
人々は山へと出かけたくなりますね。
観光化されてはいますが
やはり他になく日本一高い山ですから
お正月の御来光を拝む以外には
なかなか登山が難しいので
気軽に登れる夏に季語が多いのでしょう。
    ・
    ・
けれどもやはり
富士山には冠雪の白い雪帽子が
無くてはならないシンボルですよね。
雪化粧した姿こそが富士山です!!!
    ・
    ・
何だか今年は寒い日が早く来たり
また夏日が舞い戻ったり
天候不順が心配ですね。
    ・
    ・
コロナ禍ですが気候の変動も
やはり無視出来ない状態です!
いつまでもマスク生活が続いて
何かに目くらまされたような
まやかしに誤魔化されているかのような
不確かなコロナ時代が早く終わって
地球規模の天候不順にも
目を向けなければいけない気がします!!!
    ・
    ・
今年も美しい富士山の雪化粧が
紅葉を引き立ててくれていますが
いつまたそんな日本の風景に
変動が始まるのか心配ですね。
何事もなく目出度い「初富士」が
拝めますように
いまから祈るような気持ちです。
    ・
    ・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
二度とない今日が、
あなたのための最良の一日でありますように!
    ・
    ・
  ☆ ☆ ☆
    ・
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2022年10月30日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【霜降の頃!?!】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
    ・
    ・
早くも昨日は「霜降」でした。
二十四節気のひとつですが
今年は正しくそんな感じですね。
何だかやっと秋めいてきたかと思えば
もう夜露が霜に変わる頃なんですね!!!
    ・
    ・
昔の人は意外に賢いのです!
現代人が忘れてしまっている
自然の変化に本当に敏感で
こんなに今どき細かく気が付くかしら???
と暦を見ているとよく感じます!!!
    ・
    ・
「霜降」とは「露が霜になる頃」
という意味の言葉です。
露の季節は秋の初めから晩秋
そして、秋の終わりには
いつの間にか露は霜に変わるのです。
    ・
    ・
やがて来る11月には
いつの間にか時雨が降り出し
気分屋の小雨が多い時期になります。
寒い雨はどこか切なく心まで
寒くなりますね。
そんな秋の変化に
昔の人は大いに敏感だったのです。
自然に合わせた農耕が人々の
生活を支えていたからでしょう。
    ・
    ・
どうも現代では霜が降るというと
もうすっかり冬のように感じます。
露と霜がどちらが先だったかも
何だか解らないようなしまつです。
    ・
    ・
朝露に草花が濡れだすのは
秋の初めで風のない晴れた夜に発生します。
そして、霜は空気中の水蒸気がそのまま凍って
白く付着する氷晶です。
こちらは気温が低くよく晴れた夜に多いのです。
単に「霜」では冬の季語なのですが
「霜降」として露が霜に変わり降り始めた頃を意味する
まだ秋の季語となります。
    ・
    ・
この辺が敏感な昔の人の知恵なのですね。
何でも移り変わりの節目は
はっきりしないあやふやなものですね。
季節の節目が自然の変化を告げて
人々が自然と共に生きて来た多くの証が
言葉の中には隠されています。
そんな昔の人の残してくれた
言葉の意味を私たちは
出来るだけ上手く理解して
これからも伝えてゆきたいものです。
    ・
    ・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
二度とない今日が、
あなたのための最良の一日でありますように!
     ・
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2022年10月23日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【男心と秋の空?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
10月は天候が定まらない
気温の差が激しい季節ですね。
「女心と秋の空」といいますが
まさに最近はそんな感じです。
   ・
   ・
俳句では秋の長雨を「秋雨」「秋霖」などといったり
秋の空を「秋晴れ」「天高し」などといいます。
天候が定まらなくても
台風が去った後の爽やかな気候ですね。
   ・
   ・
ところが、そんな秋の空は
意外に雲の流れが速く
気が付くと冷たい時雨が早くも来たり
乾燥した晴れ上がる日が来たりと
昔から「女心と秋の空」なんて言われますね。
けれどもこの慣用句はいったい何時頃から
こう言われているのでしょうか?
   ・
   ・
それが何と、意外や意外!!!
この言葉は実は江戸時代の昔から
云われていた諺ではあるのですが
肝心なところが今とは逆さまだったのです!!!
これって吃驚です!
江戸時代は今のように女性の地位がなく
身分が低いものとされていました。
ですからこの慣用句は実は
「男心と秋の空」という諺だったのです!
   ・
   ・
その意味は、浮気性の男性の例えで
男性は移り気で浮気性だという意味に使われていました。
それが、時代の変化と共に
大正デモクラシーの流れで
モダンガールなんていう素敵な女性が増えて
今のように
「男心」が「女心」と変わり
デリケートな女性のご機嫌は
取りずらくて難しい!
という意味に変わっていったといいます。
   ・
   ・
面白い話ですね。
この言葉の起こりを調べてみて
はじめて知りました
何と「男・女」が逆だったなんて!!!
江戸時代からしたら
かなり女性の地位や力が向上している
ひとつの表れですね。
でも日本ではまだまだ女はか弱いものですが
それでもこの頃は女性の社会進出が
かなり叫ばれていますから
どこかで時代は少しづつ
動いているのかも知れませんね。
   ・
   ・
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2022年10月16日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【今年も紅葉の秋は短い?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
10月と言えば紅葉の季節
俳句では「紅葉」「黄葉」どちらも
(こうよう)と読みます。
一般でもそうですが意外に忘れがち!!!
「紅葉」は楓が紅く色づくことで
「黄葉」は銀杏が黄色く色づくことです。
東京では「黄葉」が多いので
12月になってからでも美しいです。
   ・
   ・
2022年の紅葉の予想は
気象庁の発表では
今年の紅葉の見ごろは遅くなる!!!
とされています。
   ・
   ・
紅葉は、気温が低いと早まり
高いと遅くなります。
今年は9月の気温が例年より高く
10月11月の気温も高いと予報されていて
紅葉は遅いであろうという予想です。
   ・
   ・
気温が低い北海道から紅葉は始まり
東北や信州の高原など
各地で標高の高い地方などが次第に
色づき始めてゆきます。
   ・
   ・
関東では白根山や尾瀬が10月初旬
草津温泉や中禅寺湖が20日頃
赤城山あたりが10月の終わり頃で
その後11月に入ると宇都宮や
奥多摩あたりが紅葉し始めて
だんだんに都内が色づき始めるようです。
   ・
   ・
このところの温暖化の影響で
やはり紅葉は遅くなっていますね。
都内では12月になっても見ごろが続くよう!!!
   ・
   ・
それでもやはり10月の
秋晴れの日には気温が高いので
秋が短く感じます。
   ・
   ・
何だか紅葉が遅いと秋が長引くような
そんな気がしますが
どうもそうでは無くて
秋が短く感じるようです。
   ・
   ・
これはちょっと不思議ですが
気温の変化とは別に
暦にそったカレンダーは
これまでのように一年365日の
当たり前のサイクルで過ぎてゆくので
その関係で夏が長く秋が短い
と感じるのかもしれません。
   ・
   ・
夏はお盆が来てもまだまだ夏休みなので
夏が長いのですが
秋は10月10日の運動会など
何だか秋晴れで暖かな日は
残暑が厳しい夏のように感じてしまいますね。
そうすると秋がなかなか来ないままに
直ぐに冬至やクリスマスが来てしまう!!!
   ・
   ・
そんな感じなのでしょうか???
冬にはゆるぎない年末年始の行事が
待ち構えているので
何時までも秋の気分ではいられませんね。
   ・
   ・
今年も10月になり
どうにか過ごし易い気候の季節が
やっと来た!!
これからが秋だ!!!
という感じでしょうか。
暦では8月立秋から
11月立冬までを「秋」
と呼びますから
暦の上ではもう秋も闌となりますね。
   ・
   ・
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2022年10月10日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : 事務局

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡 【10月8日は十三夜?!?】NBSAcademy便り

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
   ・
   ・
今年の十五夜様は早いもので
九月十日にすでに過ぎてしまいました。
2022年は意外に早い十五夜様だっただけに
このあとに来る「十三夜」
又の名を「後の月」がいつなのかが
気になるところです!!!
   ・
   ・
後の月は十五夜から1ヶ月近く後
ですから2022年は十月八日となります。
十三夜というくらいですから
十五夜から2日前の日となります。
   ・
   ・
長い夏がやっとやわらぎ始めたばかりで
今年はお月見よりも寧ろ十三夜が
ちょうど秋めいて来て
何だか落ち着きます。
九月の十五夜様のように
良いお天気で
少し欠けた十三夜が美しく見れるといいです。
   ・
   ・
十三夜のお供え物は
ほとんど十五夜様と同じようですが
ひとつ大きな違いは
お月見団子の数です。
十五夜様は十五個のお饅頭をお供えします。
ですから、十三夜にはお団子も十三個
そんな風習のようです。
   ・
   ・
月を愛でる風習は中国から伝わったもので
平安貴族に広まり
江戸時代に庶民に伝わったのですが
十三夜という欠けた月を愛でる
という風習は日本特有なのだそうです。
日本には満月にはまだ満たない
そんな月を愛でて
満月が待ち遠しい!!!
という気持ちを表してきたのですね。
   ・
   ・
気っぷのいい江戸っ子が
先物好きで粋なところがあるのは
そんな日本人体質なのかも知れません。
   ・
   ・
早すぎた十五夜様を見逃した方
10月の十三夜のお月見を
楽しんでみてはいかがでしょう。
今週の土曜日は
何時になくお天気が気になりますね。
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